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Heviz

ヘーヴィーズには温泉湖があるというのでやって来た。


温泉湖を中心に、小さなヘーヴィーズの町はあり、宿泊した宿は町のセントル
を見下ろす高台にある。


朝、目覚めて窓から町を見渡すと、まだ夜が明けきれていないヘーヴィーズの町は
全体が霧に覆われていて、幻想的な夜明けが訪れようとしていた。



ネロと一緒に散歩に出かけると、かなり寒いがとても空気が良く気持ちいい。

宿で自転車をレンタルし、バラトン湖まで行くことに。


ヘーヴィーズからバラトン湖までは約7.5km、往復すればサイクリングには丁度いい。


幸い借りた自転車のうち1つにカゴがついていた。


借りたばかりの慣れない自転車でセントルまでネロを乗せて急な坂道を下る。


車道を走らなければいけないが、どこまで車道で行っていいのかルールがよく分からない。


事前に日本で自転車の大先輩N葉氏にいろいろ聞いてくれば良かった。




心配したがセントルからはバラトン湖まで自転車専用レーンが続いていて、
とても走り易かった。森の中を通りぬける、本当に気持ちがいい道だ。





途中、自転車も車も通るのが困難な感じの、レイオ道を発見、もちろん自転車レーンを外れて、そちらへ行ってみる。


木が生い茂るボコボコの山道だ、自転車がマウンテンバイクで本当に良かった。


しかも意外と長い道でなかなか終わらない。





そろそろ不安になって来た頃、やっと自転車レーンへ戻ることができた。




1110DSCN1695 kyoso
今度はネロと競争だ。






ネロぶっちぎりの勝利、さすがは犬、結構速い。






アップダウンを繰り返しながらバラトン湖へやっと着いた。




1110DSCN1750 sokohaumi
中央ヨーロッパ最大の湖バラトン湖、そこは大きすぎてもう海だった。






船着き場にある、バラトン湖が見渡せるカフェでランチ、眺めが本当にいい。


さあ、ヘーヴィーズへ帰って温泉だ。



一旦宿に戻り温泉湖へやって来た、ネロには宿で留守番してもらった。





こちらが温泉湖の入り口、結構賑わっている。



水着へ着替えて、うきわをレンタルしていざ温泉湖へ。






1110DSCN1806 hiroi
わー!寒い!外は極寒、温泉湖の中はぬるめの湯だ。




1110DSCN1817 hi
これは動いていないと冷えてしまう。一生懸命パドリングをして温泉湖を一周する。





温泉湖の真ん中に建物があり、その中には温かい室内の温泉と休憩所やカフェなどがある。

室内の温泉と外の温泉湖は建物の下でつながっているので、外の温泉湖は建物に近い程温かい。

建物から遠くまで泳いでいくと、結構冷たい上に、スイレンと接触してしまう。

スイレンは上から見るととても美しい花だけれど、水中で出会うスイレンは大きくて根が沢山
あってからみ取られそうで結構怖い存在だ。

でも植物と一緒に温泉に入っているなんて面白い。


温泉湖は足が全く届かないほど深く、思いっきり潜ってみても足は届かなかった。


ギャーギャー言いながら無事、温泉湖を一周し、室内の温泉に浸かって体を温めきったころに、閉館の時間がきた。


温泉湖の向いの小奇麗なレストランで食事にする。




1110DSCN1825 triple
ここにも夢のトリプルセットがあった。牛・豚・鳥のソテーを注文する。




1110DSCN1823 soup


一緒に頼んだクリームスープはエビとホタテのだしが効いていて、美味しい。


海の素材を使ってあるスープを食すのは久しぶり、海が近付いてきたようだ。


宿に戻り、真っ暗な中、ネロと夜の散歩に出かける。誰も居ないかと思ったら、
暗がりには、やはり犬と散歩している人たちが2~3組いた。


暗いのでお互い距離をとってあまり近付かない。


長いパドリングと久しぶりのサイクリングで腕と腿がもう痛くなっている事に気づく。


今日はよく眠れそうだ。



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Booking.com

宿の宿泊予約にはBooking.comを専ら活用しているが、犬・駐車場・Wifiが
大丈夫な宿を簡単に予約でき、その他の情報量も多いので重宝している。

例えば、ペットを同伴するにはペット同伴可の宿でも殆どが事前リクエスト制
になっていて、予約をする際に犬を同伴する旨を伝え、何か問題がある場合は
ホテルから連絡が入る。


実際に1件だけブダペストで全館ペット可ではないホテルから
入り口付近の部屋が確保できなかった事を理由に予約を断られた事もある。


また、多くの宿がペット料金をチャージすると記載してあり、そのうち、30%くらいがペット料金を実際に
チャージしてくる。たまに、ペット料金が無料と記載してある宿があるが、ここういう宿は他にペット
を飼っているか、ペットの対応に慣れているかで、実際に宿泊してみるととてもネロの事を気にかけて
くれたりして、良い宿が多い。


ということでBooking.comの情報をかなり信頼している。


でも実はそれだけではなかった。


セイチェニーの水着紛失事件のせいで、ブダペストを発つ時間が遅くなってしまい、
宿泊先のヘーウィースのペンションのチェックイン時間に間に合わなくなってしまった。


チェックイン時間の22時より1時間遅い23時に着きそうなのだ。


慌てて宿に電話するが携帯電話からだと国際電話になるせいか、
一向に繋がらない。


仕方なくWifiが使えるガソリンスタンドからBooking.comのサイトの予約内容
のリクエストコーナーからペンションに遅くなる旨のリクエストを送る。


するとリクエストを送ってから30分経たないうちにBooking.comの担当者から日本語で電話があり、
「先方には電話で連絡しておきました。到着するまで待っていてくれるそうですので安心してください。」
と言う。


リクエストは、宿に直接送られるものだと思っていたら、Booking.comがちゃんとリクエストの
仲介をしていてくれたのだ。


きめ細やかなサービスとあまりの早い対応に感激。

この夜更けに、本当にありがとう。

おかげで安心して宿に向かうことができた。

着いた町は街灯がなく真っ暗で宿がなかなか見つけられず、結局宿に着いたのは0時くらい。


夜中にも関わらず、ペンションのご主人は笑顔で迎えてくれ、
2人と1匹はやっと暖かい部屋に辿り着けたのだった。


しかもこのペンションはペットの事前リクエスト必要なしという稀な宿だ。



1110DSCN1833 pension
いつ突然ペットが来ても大丈夫、こういう宿はなかなかない。




1110DSCN1827 pijon
宿にはピジョンという名前のとてもフレンドリーなミニチュアピンシャーが居て、
珍しくネロとも相性が良くお互い楽しそうだった。